やり直す勇気を持とう
中学生のときに先生によく言われたことに、「英語は積み上げ型の科目だから、初めにサボったら後で取り返せなくなる」
ということがあります。
歴史なら、室町時代のことがわからなくても、近代史を学ぶうえで影響はありません。
でも、英語の場合は、基礎ができていないと、応用を学ぼうと思っても、手も足も出なくなってしまいます。
だから、1年生のときにボンヤリしていると、2年、3年になってから取り戻すのが大変なわけですね。
私の場合は、幸運にも高校生になってから
塾に行き始めて、基礎から学び直すことができました。
でも、そうでなかったら英語力はガタガタだったと思います。
社会人になってから英語を勉強していても、基礎から着実に進めているつもりでも、行き詰まってしまうときがあります。
そんなときは、わかならいところまで戻ってやり直しましょう。
たとえば、文法を学んでいて行き詰まったなら、過去に学んだことが身についていない可能性があります。
そうなると、いくら頑張ってもそれ以上は進めないので、前に戻ってやり直す必要があります。
やり直すのは面倒で面白くない作業ですが、行き詰まったときは、前に戻る勇気が必要です。
それができなければ、せっかく進めていた勉強を放り出して、別の勉強法や教材に乗り換えるという結果になりがちです。
そんなことを繰り返していると、中途半端な知識が蓄積されるだけで、どこにもたどり着かないので注意してください。